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CHALLENGEHEADLINE

安定した状態でご利用いただくために

●お手入れ

1 抽出分包1回ごとに排水ホースを接続し、液通路の水(湯)通しを行う。

 連続で同じ生薬を抽出分包する場合も、必ず行ってください。理由は、薬成分が混ざる懸念だけでなく、液通路(ホース・ポンプ・電磁弁)に漢方薬成分が蓄積する事を軽減する目的です。液通路の成分蓄積は、洗浄をこまめに行っていても起こります。1袋あたりの分包液量に異常が発生した場合、液通路の清掃、電磁弁の分解清掃又は交換が必要になります。薬の成分蓄積の除去にクエン酸を用いた洗浄もある程度効果が期待できます。(しっかりとすすぎ洗いが必要です。不十分だと分包製品に酸味や味の変化が起こります)


2 分包ローラーのフィルム感熱部の清掃

 分包ローラーは、注入ノズルや清掃ホースの付け替え時の液だれなどで汚れが付着しやすい個所です。またフィルムのよじれやフィルムロールの交換時にフィルム糊成分がローラーに付着する事もあります。ローラー全体をきれいに掃除して頂く事が望ましいですが、形の複雑さや熱の関係(やけどの恐れ)、電気部品の配置もあり、お掃除が難しい部分でもあります。しかし、汚れや付着物を放置すると分包パックが上手くできなくなるなど支障をきたします。分包に不具合が出た場合又は、出る前に最低限お掃除して頂きたい個所は以下の場所です。


3 注入ノズルの洗浄
 
 注入ノズルも定期的に湯などで洗浄してください。ホースブラシ等で内部もできるだけ洗浄してください。


4 電磁弁清掃(上級編・自己責任)

 電磁弁は液の通路を開いたり、閉じたりする部品です。ここで流量を制御しています。電磁弁内部に漢方薬成分が蓄積していくと、確実に閉じる事ができなくなったり、流量が減少する現象が起こります。そのような状況で電磁弁が原因の場合は、「電磁弁を交換する」か、「電磁弁を分解清掃」する事で解消します。電磁弁は、電気部品でかつ、分解した場合、正しく復元しないと液漏れ・漏電が起こる可能性があります。通常は交換をおすすめします。